story

1巻「式典の朝」

ファインデル王国に住む少年・レオは修理工房を営む父親がギックリ腰になった為、
父が出席するはずだった同盟国・グランハイド帝国の式典に代わりに出席する事になる。
父が造った戦闘機を持ってグランハイドに来たレオだったが緊張していた為、
心落ち着かせようと訪れた浜辺で軍人・アルベルトに出会う。アルベルトに一目惚れ
してしまうレオだったが、その後グランハイドを脅かす空賊の襲撃を受け、

戦闘機パイロットのアルベルトは出撃する。

 

2巻「一週間」

グランハイドに1人滞在する事になったレオ。アルベルトの屋敷に泊まる事になるが、
軍で起きた事件に巻き込まれ、連行されてしまう。

 

3巻「君の願いは」

事件に巻き込まれたレオを助けようと動き出すアルベルト。

傷ついたレオに、「君のことは必ず助ける」と

約束するが…。

 

4巻「雪の街」

事件は解決しないまま、北の街・ノーラにある

アルベルトの養母(伯母)の屋敷を訪れるアルベルト達。

だがその街で空賊の急襲を受け、

アルベルトは空賊の頭・ラズを倒す為出撃する。

 

5巻「約束」

アルベルトはラズとの戦いの中で己の心に向き合う。

全てが終わった後、レオは祖国のファインデル王国へ帰ることになった。

レオを見送るアルベルトは、レオと一つの約束をする。

 

6巻「異国の少年」

それぞれの国で生きるアルベルトとレオ。

二人はお互いへの思いを抱きながら日常を過ごすが、

レオは自分の生きる道を決め、歩む決心をする。

 

7巻「黒い鳥」
グランハイド空軍で働くことになったレオ。
仕事に励みながらも、アルベルトに会える日々に喜ぶ。
そんなある日ラズ達空賊が現れ、アルベルトは出撃するが
その後アルベルトのもとに一つの話が舞い込む。

 

8巻「鮮空のアルバトロス」

アルベルトから別離を言い渡されたレオ。ショックを受けるレオに

フレデリックはアルベルトの願いを話す。
その頃アルベルトは養母リリーに呼ばれ、北の街・ノーラへ向かっていた。

 

9巻「夜明け」

 アルベルトは自分を取り巻く人と話をし、悲しく優しい心を知る。

一方ラズは空賊達の間で問題が起こり、とある人物と話をしていた。

 

10巻「願いの彼方」(最終巻)

 アルベルトとラズの戦いが激化する中、

各々を取り巻く人々の間で思いがぶつかり合う。

 

ラズが辿り着いた世界はどのような世界だったのか。

レオの想いはどうなっていくのか。

戦いの果てにアルベルトが見たのは、どのような世界だったのか。

 

アルベルトは初めて母の声を聴き、懐かしい父に会う。

会いたかった人達に会えたアルベルトの心は、

 愛する人の元に帰っていく。

 

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